みなさま、まきナビ編集室です。初めまして。どうぞよろしくお願いいたします!
石巻地方では多彩なイベントが行われています。各エリアに目を向ければさまざまな個性があり、そのイベントが地域の特色にもなっています。
一方で、「えー、そんなイベントがあったの⁉ 知っていれば行ったのに」という声も。『そんなもったいないことをなくしたい!』と、つくったのが、この「まきナビ」です。どんどん使って、まちで何があるかを知ってもらいたいと思っています。まきナビ編集室は、石巻日日新聞社と街づくりまんぼうが発案し、デザインナギ代表の三上和仁さんが加わったチームでスタートしました。それぞれの想いを紹介するコラムを掲載します。どうぞ末永く、よろしくお願いいたします!
「地域の動きが自然に見える仕組みを!」
株式会社街づくりまんぼう 代表取締役社長 木村仁

石ノ森萬画館を運営する街づくりまんぼう社長・木村仁は、石ノ森萬画館の運営をしながら、石巻市全体の活性化を目的とする同社の代表であり、地域内外の経済、観光関係のさまざまな集まりに出席してきた。
「集まりでは必ずと言っていいほど、“石巻は情報の一元化ができていない”という課題が出るのに打開策を見いだせず、ずっと“伝えたいのに伝わらない”という悩みを抱えていました。」
楽しみたい人と楽しませたい人を、つなげられないことを木村は、いつも“もったいない”と思ってきた。石巻全体の活性化のチャンスも失われていくという焦りも感じるようになった。
「実は街づくりまんぼうでもHPやLINEで地域情報の発信を行ったことがありましたが、結果として長続きしなかった。まずは、ほかの団体のイベント情報の収集が大変。地域の情報を自分たちの手だけで収集し、発信し続けることが本当に大変でした。」
そのようなときに頭に浮かんだのは、日ごろから親交がある石巻日日新聞社だった。
「石巻日日新聞社なら地域ネットワークがあって情報が集まりやすいはず。日日新聞といっしょなら“情報の一元化”が本当にできるのではないかと思い、秋山さんに相談しました」と木村は振り返る。
「情報が届くまちへ!」
株式会社石巻日日新聞社 専務取締役 秋山裕宏

石巻日日新聞社専務・秋山裕宏も、以前から取材現場などで同じ課題を感じていた。
「情報の出し手と受け手のミスマッチで、情報が“点”に散らばってしまう。特に東日本大震災後は、主催者も地域内外であり、ジャンルもターゲットも多種多様になった。デジタル化が進み、情報発信のチャンネルは多くなったが、受け手側に必要な情報は届いていないと感じることが多くなりました」と語る。
「情報は発信して終わりではありません。必要としている人に届かなければ意味はないと思っています」
これは秋山の信条だという。石巻日日新聞社は、この地域で100年以上にわたり、ほぼ毎日欠かさず情報を届け続けてきた。その積み重ねがあるからこそ、情報の“届かなさ”に対する危機感は人一倍強い。
「石巻の情報を一つに集め、必要とする人が自然にたどり着ける場所。これは本来、新聞で完結することが会社として理想だが、デジタル活用もチャレンジすべきだと思った」。そう語り、街づくりまんぼうと合同でまきナビを作っていくことを決めた。
もともと情報収集の仕組み、取材や記事制作のノウハウはそろっていたが、デジタルの知識は皆無であった。地域への想いを共有できるデジタルに精通するプロが必要だった。
「三上さん、これが理想です。何とかなりませんか?」
その時に声をかけたのが、デザインナギ代表の三上和仁だった。
「地域がよりよくなるためにいいものを作りたい」
合同会社デザインナギ 代表 三上和仁

「最初に聞いた時から“絶対にあったほうがいい!”と思いました。石巻のイベントは小さくても個性的で、すごく面白いものが多いのに、埋もれてしまっている現状があります。だから、自分が知るためにも全力で作りました(笑)」と三上は話す。
三上は県南の柴田町出身である。都内のITコンサル企業からフリーのWEBクリエイターとして活動していたが、震災を契機に宮城にUターンし、復興支援事業に従事。現在はデザイン会社のほかにプロコーチとしても活動し、石巻の地域おこし協力隊のコーディネーターも務めている。いわゆる“移住組”だが、木村や秋山と同様、ずっと地域にかかわる仕事を続けている。
木村と秋山から伝えられた「まきナビ」の理想。
「イベント・観光・生活情報を整理し、誰でも探しやすい構造を目指したいんだ」
「簡単に自分に合わせた条件を検索できるようにしたい!」
……などの要望に応えながら、さらに持続的に使われるサイトを目指すため、三上は仕組みの提案を行い、全力で対応していった。
「地域のイベントが広まり、回遊性が高まることは地域がより良くなることにつながります。そのためにも、情報を出す側にとっても無理なく続けられる仕組みを重視しました。情報流通のデザインだと思ったんですよね。見る人・使う人がどう動くかを想像しながら、細かい改善を重ねました。試行錯誤しながら作り込んでいますので、ぜひ使っていただきたいです」と語る三上。
トップ画像や検索ワードなど、このサイトを使う石巻のユーザーや観光客を想像しながら何度も作り直し、オープンの日を迎えた。
それぞれの想いが形になり、編集室もちょっとワクワクしながら走り出す『まきナビ』。
「みんなが使える仕組みをつくりたいだけです」と木村。
「面白いイベントめっちゃあるんですよ。知られないのは本当にもったいないです」と三上。
「石巻日日新聞もお願いします」と秋山。
バラバラに語る3人ですが、地域への想いは共通しています。
みんなでこのプラットフォームにのって、石巻をもっともっと魅力的なところにしていく。石巻情報ナビ。略してまきナビ。これからさらに育てるには、皆さんのチカラが必要です。まちを楽しみ、楽しませる、そのための必須のツールになっていくことを目指します!
地域イベント&おでかけ情報サイト「まきナビ」編集室一同
